このエントリーでは検索サービスの結果に出ないサイトについて解説しています。
検索結果に出ない理由は大きく分けて2つあって、1つはGoogleがインデックス(登録)しないと判断している場合と、もう1つはサイトそのものが登録を拒否する設定にしている場合があるよ。
Googleがあえてインデックスしていない場合
Googleの検索アルゴリズムはネット上にある全てのサイト、ページを登録しているわけではないんだ。
正しくはサイトやページの存在を認識はしているけど、検索ユーザーに表示しないようにしていると言ったら良いのかな
インデックスしない理由はいろいろあって、危険なサイトと判明すればインデックスしないし、違法なサイトもインデックスしないとかね。
でも、まあこのあたりの判断基準はGoogleのみぞ知るだから、何を基準にしているかはよくわからないってのが実情だね。
例えばインデックスは申請もできるんだけど、申請してもインデックスされないこともあってその理由も開示されないとかね。
サイトがインデックスを拒否している場合
サイト運営者はすべてのサイト、すべてのページがインデックスされればいいというわけじゃなくて、このサイトのこのページはインデックスされたくないって場合があるんだ。
例えばカテゴリやタグの一覧ページはインデックしてほしくないとか、ひっそりとやりたいからこのサイトに不用意に人が集まるのは望ましくないとかね。
そういった場合は「noindex」と言うタグを付けるとインデックスを拒否できるんだ。
まともな事情でnoindexにするのは良いんだけど、中には悪質サイトが見つかりたくない調べられたくないという理由でnoindexにしている場合が問題なんだ。
だからサイト全体をインデックスさせない設定にしているようなサイトは怪しいし、注意が必要になってくるってことだね。
出会い系サイトで言えば検索からの流入が増えれば会員を増やすことも可能なわけだから、優良な出会い系サイトではnoindexなんて絶対にしないんだよね。
それなのにnoindexってことは…
と考えるべきなんだ。
YahooはGoogleの検索エンジンを利用している
これは有名な話だけど現在YahooではGoogleと同じ検索エンジンを使っているんだ。
同じ検索エンジンだから当然検索結果も同じになるよ。
同じになるということはGoogleの検索結果にヒットしないサイトは、Yahooの検索結果にもヒットしないということになるよね。
現在GoogleとYahooの検索シェアはあわせると9割を超えているから、Googleがインデックスしていないサイトはネット上にないも同じになってしまうんだね。
検索結果にページ情報が表示されないサイト
indexされることは拒否していないがページの説明を作成するのをブロックしているサイトもあります。
そのようなサイトは「site:URL」で検索して「このページの情報はありません。」と表示されます。
詳しい理由のリンク先を見てみると「Googleがページの説明を作成するのをウェブサイトでブロックしているものの、Googleでページを非表示するようには設定されていないことを意味します」と理由が表示されます。
Googleでページを非表示(つまりnoindex)するのように設定されてはいないけれど、サイトの説明を作成するのはブロックということですね。
通常このような設定はかなり特殊な事情でない限りすることはなく、されていても設定間違いであったりすることが多いのですが、意図的になされている場合もあります。